オーステナイト系は主要合金元素としてクロムとニッケルを含むクロム・ニッケル系ステンレス鋼の一種です。
クロム約18%、ニッケル約8%のものがオーステナイト系の代表的な鋼種でJISではSUS304に相当します。
オーステナイト系はステンレス全体の中で最も広く使われている鋼種で種類も多く、製造量は全ステンレス生産量の60%を超えています。
常温ではオーステナイトという金属組織となります。
JIS記号には301,303,304,310S、316などがあります。
ステンレスの中で最も耐久性に優れ、低温や高温での特性も優れています。
焼き入れはできませんが、延性・靭性に富み、深絞りや曲げ加工などの冷間加工性が良好で溶接性も優れています。
用途は広範囲にわたっており、家庭用品、建設用品、自動車部品、化学プラント、食品工業、原子力発電、LNGプラントなどです。
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