ステンレスについて その3

ステンレスはどうして錆びにくいでしょうか。
それはステンレスに含まれるクロムやニッケルが関係しています。
ステンレスを空気中にさらした場合、鉄が空気中の酸素と結合するよりも先にステンレス中に含まれるクロム元素と呼ばれる物質が酸素と結合してしまい、表面に不動態皮膜という薄い膜を作り出します。
この膜が鉄と酸素の結合を防御して酸化を防いでくれるのです。またニッケルはこの被膜をさらに強化する役割を果たしています。
不働態被膜は傷ついても新しい被膜が再生され、いつまでも美しいステンレスを保つことができます、
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